言わせておけばいいのさ

新年のうにのニュース、観ましたか?
いくらご祝儀価格とは言えすごい価格となりましたね。
そして、損益考えなくてもいいのはすごい財力だと感じてます。

1月はうにのニュースが多いように感じてます。
そしてちょっと気になる記事も見つけました。
「どうして余市町以北(古平積丹方面のこと)のうに丼は高いのか?
それはミョウバンを使っていないからなんです」との記事。
全くもって的外れの回答です。
好き勝手な持論は言わせておけばいいのですが、やはり気になるのです、私。

どうして高いかの答えは、うにが少ないからなんです。
少ない=
①天候が悪く船を出せない
②水揚げが制限されてる(定量制)
③うにを取る漁師も少ない
この3点が答えです。

10年ほど前に、いったい積丹町内でどれだけのうにの需要が有り
それに対して供給の数を仮説として数値化した事があります。
ざっくりですが
うには、1週間で4000人前ほどの水揚げが有り(供給)
週末のドライブ客(需要)は6000人前ほど。
この段階でうにが足りていません。
もっと掘り下げると4000人前の供給が有っても
その半分以上は札幌市や本州に運ばれます。
高くなって当たりまえ。ミョウバンの有無は全くもって関係ないのです。

ではどうして、札幌市や本州に運ばれるのでしょうか?
美味しいからなんです。これ以上は申しません(笑)
本当は話したいのですが、ぐっとこらえて!!
札幌市や本州の関係者も積丹町近海のうにがほしいという事です。
そして、ちょっと玄人的なお話をします。
このお話は絶対ではありませんし、作り話なのですがお付き合いください。
 とある海域で7月1日に取れたうに100個を、
2日に埼玉県の▲x*●鮮魚店が仕入れ販売を開始したとします。
3日に30個残り、4日にはまだ20個残ってます。
5日の夕方、5個残ったので蓋を開けたら腐敗していたので廃棄とした。
上記の様な事が有ったとします。

これをちょっと角度を変えて。
積丹産で1番か2番目にいいうにを7月1日に
埼玉県の▲x*●鮮魚店が100個仕入れ販売を開始。
3日に30個残り、4日にはまだ20個残ってます。
5日の夕方、残った5個のうにの蓋を開けたら初日と変わらない綺麗なままのうにだった。
作り話ではありますが、こんな事もあり得るのです。
積丹産のうには腐敗しにくく、他の産地の物は腐敗しやすいというのではありません。
各産地のうにでもものすごく高品質のうにもたくさんあるのも現実です。

うには美味しいものほど高いという考えもありますが
生産者(漁師)の技術(衛生管理)が最も大事な要素だと思っているのです。

当店でも20年前は全て積丹産のうにを使用していましたが
今では余市町小樽市それ以外のうにも使っています。
それぞれの産地で素晴らしいうにを見つける時も多くあります。

そのうにですが、極端に価格が下がる事もあるんですよ。
3日4日と続いて積丹町内すべての海域でうに漁がおこなわれた時です。
2023年度は8日連続で船が出た事があって、その時のうには安かったの。
勿論、味は全く同じ。

とあるSNSで「うにはいつが美味しいの?どこがおいしいの?」と、よく目にします。
質問するお気もちも理解できます。
明確な答えは出せず、ある方は「運です」と回答しています。
わかります、そう言いたいの。私も「運です」に1票です。

時々、ご飯を、海鮮丼などを食べる動画を見ます。
あまりおいしくないのか、価格が気に入らないのか、がっかりした方の動画もあります。
私、思うんです。「食べたその日が悪かったのかも」って。
3日前だともっと美味しく、もっとリーズナブルだったかもしれないのに!って思う。
運なんです。
まあ、言いたい事は自由に。言わせておけばいいのです。

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