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楽しそうなお客様、

ここ、オークビルに移転してから
お客様のお顔を仕事中に見る事がなくなりました。
移転前の店舗では、私の立ち位置から皆さんの食事するお顔が見渡せたのですが。
ですので、その昔は、美味しそうに食べてるのか、はたまた別れ話の最中なのか容易にわかるのでした。
楽しそうに食べる姿は、動物的一面を見る事ができ、なんとなく微笑みたくなってしまう私です。

お店にいらしたお客様みんなが楽しそうに食べてくれるのは、
きっといいことだと思っています。
ですが、どちらかと言うと疑い深い私は
本当に楽しいのか?美味しいと思っているのかな? と、考えてしまいがちです。
特に、オーバーなリアクションの方々に対しては。 ね、疑い深いでしょ??

私のお店には、技術で美味しくする食材はあまり用意していなく
素材そのものの味がすべてです。
どうしても B品よりA品。
それよりも上級の物を仕入れたいと思ってると、価格に反映されてしまいます。
近年は、一膳7,000円以上のどんぶりをご提供する時も多く
「高い」という印象が、その美味しさや、楽しさを半減してるのではと考えています。

時々、思い出すのですが、2,200円のうに丼を提供できた頃
18席のお店に関わらず、68食ものうに丼を販売したことがあります。
そのぐらいの金額で、気軽にうに丼でも食べに行こうかな??と思える時代に戻るのかな??と。

2007年の古い写真です。

 

今日、楽しそうにお食事されていたお客様を見てブログUPしてみました。
昨日、こだわりの焼肉屋さんの動画を見て
老後に仕事するなら、焼肉屋さんだな、うに丼ではなくて。
そう思いました。

そそる色です
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