, updated:

最近のわたし

先月、遅い夏休みをとった。
昨年まで一緒に仕事をしていた料理人が独立に向け
福岡で修業をしている。
かこつけて彼を励ましに福岡まで行く事とした。
有給消化をとるという長女と一緒に。

福岡は2泊3日。その後、千葉、東京と3泊4日
こんなに朝から晩まで娘と一緒なのもいつ以来だろうか・・・?
わかっていたのですが札幌に戻って来てからシャキッとしない。
原因ははっきりしている。娘と一緒に居すぎた、後遺症。

師走の忙しくなりそうな今日日に
これまたお仕事でお世話になっていた方から突然の連絡があった。とても久々。
「おかえりなさい!戻ってきたのですね、日本へ!」
短い時間だったけどお話をした。
お父様のこと、娘のこと、どうでもいい話でしたが、、、。
久しぶりならもっと気のきいたお話が山ほどあったのでしょうが
なぜか変な話題ばかりでした。
旅行のお話や、実家の話などして
その後に「子離れ」という話題でお話をした。
おしゃべりの後、改めて子離れできない自分に気が付いた(笑)

娘が就職で札幌を離れてから1か月間は調子が悪かった、私。
SNSで連絡が来たり、時々会いに行ったり
そう遠くに感じてはいないのですがね。

「もう一度、娘を育てるとしたら、べたべたに甘やかして育ててみたい」とは
常連さんだったオジサマのお言葉。うん、しみるセリフだ。
私がこの言葉を今でも覚えているのは、同じ思いがあるからかもしれないな。

♪♬ 旅立つボクを見送って 大丈夫だとほほえむ
君の姿がいまでも 瞳閉じれば 浮かんでくるよ・・♫
主人公は違うけど、
この歌を聴くと親元を離れて働く娘の事を思い出す。

最近のお気に入りのフレーズ ms.ooja です。

「うん」と首をチョンと下げる。
「わかったよ」という時の娘のしぐさ。
今もその心地良い仕草を覚えている。
ラインすると返事は「うん」
首をチョンと下げているだろうと想像する。

仕事は嫌いではないと言う娘。
暑い環境も耐えられるらしいが
年に何度かある「新宿店勤務」は嫌いとはっきりモノ申す。
最近、組合の仕事をするようになってからは
会社のいやなところも目に付くと言っていた。
福岡で待ち合わせした時の顔は、札幌を離れる時と変わっていない。
「寒いの?」との私の問いには
「うん」と首をチョンと下げた。

札幌を旅立つ前に、就職時に渡された、書類に私がサインをした。
裏面には勤務希望地という欄があり、
「北海道」と力強い文字で、娘が書き込んでいた事をちゃんと知っている。

↑ Up